海物件探し4　－奥さんとの最終交渉‐

通常、一生の買いものといわれている住宅の購入でも契約自体は簡単にできる。

だが、それ以上に敷居が高いのはローンの契約である。

お金がふんだんにあるならばいいが、大体がそのような大金は持ち合わせていない、そんなときは、お金をふんだんに持っている銀行からのローンを手当てする必要がある。

ただ、だれでもすぐにローンが組めるわけではなく、個人の財政状況にあったローンしか組めない審査という仕組みがあり、この審査を通すのがやっかいな手続きなのである。

私が目を付けた海物件は、かなり安く、ローンを組まなくても現金で購入できるレベルの価格、それでは、何がローン審査にあたるのか、それは、奥さんの説得である。

不動産は縁、タイミングが命ということで、海外の実家に帰省している傍若無人な不在の大蔵大臣、、、というより、すべてをつかさどる傍若無人な総理大臣である奥さんの許可を取るべく、最後の調整へ準備を進める。

この奥さんの説得が、おそらく銀行のローン審査に匹敵するくらいのハードルなのだが、今回は、この審査、なんとも、準備のおかげですんなりと通すことができた。

会社での仕事と同様の熱量を持った写真をふんだんに使った簡易パワポを作成し、画面を見せながらのテレビ会議で説得交渉。

海外の実家に里帰り中で上機嫌であったということも大きなプラス要素！！！

それではここから具体的なQ and A。

合否判定　○

合否判定　○

合否判定　いやいやだが○

合否判定　実際にみていないのでなんとなく○

合否判定　興奮気味に◎

合否判定　その辺は奥さんの技術の範疇外なので、外注で直すならば○

合否判定　今後も色々お金がかかることを考え、私がもっと一生懸命働くことを条件に○

最終合否判定　〇

平静を装いながらも、奥さんの興奮も伝わってくるテレビ会議、落ち着くところに落ち着いたということで無事合意。

よかった、よかった。仲良きことは良きことかなということで、契約へと前進。