DIYによるリフォーム9 -畳の購入-  

リフォーム

海の家購入時敷いてあった畳はこの家同様とても古い。

おそらく建築当初から変えていないのだろうと思う。

今までの写真の通り、畳をあげてみると、底の部分はもうぼろぼろと崩壊しており、ほこりと化し、溶けている。

こんな感じ

ただ、かなり厚くて立派な畳で、断熱材などがまったく施されておらず、シロアリに食い散らかされ、ボロボロになった床を全力で支えてくれていたものだと思い、感心する。

ただ、もう寿命に思う。

見かけにおいても、このような畳を変えるだけで、かなり印象が変わることは間違いなしであると思う。

また、古畳には必ずと言ってよいほどダニが潜んでいるらしい。

畳からでるホコリやダニで、ワイヤやタタが苦しむのも見たくないということで、現在ある畳の再活用はあきらめ、庭の除草目的で畳に感謝をこめてながらもほっぽりだし、最終的に自然に土にかえってもらうこととした。

一方、代わりに畳を購入せねばならないということで、畳を購入することとした。

インターネットで種々検索するが、かなり高価である。

新品の本物の畳(敷物帳のものや薄いものではない、しっかりと5CM以上の厚みのある畳)は2万円弱の値段でそれに輸送費が加算される。

現在のリフォームは来客用というよりは、まずは、奥さんとワイヤとタタが夏休みなど安全に快適に過ごすためにするもので、最低限2部屋の完璧に外から遮断された寝室を作ることと、家族だんらんの完璧に外から遮断された一部屋、居間を作ることである。

このコンセプトにのっとると、南東の6畳間、北東の4.5畳間、中央南の6畳間の三部屋を早急に仕上げなければ家族との時間を安全にすごせない。

夏は刻一刻と近づきつつある。

この3部屋で必要とされる畳は、全部で10畳分、南東の部屋分3畳、北東の部屋分3畳、中央南の部屋分は4畳分という内訳で考えている。

南東の6畳間と北東の4.5畳間は床の板の間と畳の混在したおしゃれな作りとし、畳のところに布団をひくような感じとする予定。

一方、東居間に関しては真ん中に囲炉裏を擁し、その囲炉裏を囲むように畳を配置し、他を板の間とするこれまた超おしゃれな作りとしたい。

この計画を実施するためにはしっかりとしたきれいな畳は必須であり、なんとしても畳を手に入れたい。

とのことで、新品に手を出すと20万円以上の出費となってしまうので、中古畳も見てみることにした。

色々インターネットで検索していると丁度海の家と同じ千葉県の市川市というところに畳屋さんがあるようで、ここは、リユース畳、すなわち引き取った畳をそのまま転売するものとリサイクル畳と言い、表面を張り替え、さらに大きさも調整した畳を販売しているという。

早速電話をして条件を伝えると、納期、枚数すべて条件にあったものを用意してくれるという。

私の場合はせっかくなので、リユースでなく、緑色に輝く表面を張りなおされたリサイクル畳とし、それを10枚早速発注した。

そのお値段、なんと三千円強/枚と新品の畳と比べてとてつもなく安く購入できる。

また、送付をするとかなり送料がかかってしまうのだが、引き取りに行けば送料がただであり、また、土日は営業していないものの、営業していない土日でも時間をはっきりさせれば対応していただけるという。

種々予定を検討し、最終的に金曜日の夕刻にピックアップするということで、正式注文。

早々に奥さんとワイヤとタタが青々とした畳のイグサのにおいに包まれ眠ったり遊んだりしている姿を夢見てしまう。。

畳を引き取る金曜日当日、仕事をはやびきして何とか畳屋さんの営業時間内に畳屋さんに到着するように出発。

普段はアクアラインを使って、千葉入りするのだが、今般は、市原市ということもあり、アクアライン経由よりも近い東関東道経由での千葉入り。

リサイクル畳というのは表面のイグサの部分を裏返してきれいにし、サイズをそろえたものであり、それが3000円台というのは破格の値段。

いやがおうにも期待が高まる。

市原インターで高速をおりてカーナビの通りに進むのだが、かなり分かりずらい場所で最初は見つけることができなかったが、最終的に到着。

畳との対面。

感動。

思っていたのより全然きれいで、表面が青々と光っている。

人のよさそうなお店の方がキラキラ本当にきれいな畳をミニバンに積み込んでくれる。

畳というのはかなりの重さがあるはずなのだが、お年を召しているお店の方は軽々と持ち上げ、丁寧に車に積んでいただいた。

お会計をすると本当に一枚3000円台、嘘のような本当の話。

この清潔できれいな畳の上で、今年の夏休みの行動を色々思うとわくわくしてくる。

ワイヤとタタも興奮すること間違いなし!!!

さっそく購入した畳を床に置いてみるとこんな感じに。

畳屋さん、ありがとうございました。

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