海物件探し2 -距離による消去法と土地の広さによる選択-

房総

条件の車で2時間以内ということは、大体、120Km程度か。

道のりで120Kmということは、大体70%かけると直線距離となるというようなことをどこかで聞いた記憶がある。

ということは、直線距離で、80Km程度。

我が家は東京の最東端に位置するので、Google Mapで調べてみるとこの円内という感じの場所のイメージになるのかなと検討をつける。

海のそばの山の中ということは、関東地方で言うと、自然と、群馬、埼玉、栃木を除いた神奈川、千葉、茨城あたりか。

ただ、茨城は、海のそばは平野なので、しかも以外に距離があり、80Km以内におさまらず、必然的に神奈川か千葉かということに。

車で2時間以内という明確な指示を出してくれた奥さんのおかげで、スムーズな消去法によりあっという間に2県に絞り込まれた。

ここから、千葉、房総、神奈川、三浦などというキーワードでインターネットで検索開始。

すぐに強力な消去法フィルターが作動、神奈川、三浦は対象外となる、とにかく価格が高く、しかも狭い土地しかヒットしない。

すぐに千葉県に絞り込まれた。

検索を継続する、数々の不動産屋さんのホームページに、様々な物件が紹介されている。

この物件探しは、約20年前に行った雑誌などによる物件探しとは全く異なり便利極まりない。

しかもGoogle Mapなどを使用すると、詳細な周辺環境等もすべて家にいながらわかってしまうので、便利な世の中になったものである。

ちょっと余談となってしまうが、ホームページは不動産屋さんによって全く違う。

物件を探す側としては、大体の場所と多くの写真、土地の形と家の間取り図のようなものは、下見に行く前でも最低限ほしい、つまり、それがあって初めて下見に行くかどうか決めると思うのだが、ひどいものになると数枚の写真のみで土地の形も家の間取り図もなく、全く購買意識をそそられないページが多々あり、これで売れるのかなと思ってしまった。

それとは対極で、当然のごとく、土地の形や家の間取り図に加え、家だけでなく庭や周辺の写真も多数のせ、自分の言葉として説明しているような不動産屋さんも多くあり、私はそのような不動産屋さんを週末ごとに訪問し、種々ご案内いただいた。

丁寧なホームページ作りにも表れているのだが、どこも素晴らしい対応をしていただいたと思っている。

ホームページ作りはそのまま仕事の情熱でもあるので、物件を探す際は、しっかりと親切に情報提供をしようとしてくれているホームページを作っている不動産屋さんにお願いすると、その後の対応も含め、とても気持ちの良い取引ができると思う。

話をもとに戻し、まずは土地の広さから攻略することとした。

1Haは当然無理としても、100坪とかだと絶対に奥さんはOKをださない。

房総半島は東京に近いのに、驚くほど安い土地がたくさんある。

実際に、1Haである約3000坪などという土地の物件もある。

ただ、広い土地であって格安であると大体地目が農地であり、農業従事者でない私は土地の取得ができず、仮登記となってしまうので、そこは避けることとした。。

500坪から1000坪程度の土地の物件を中心に訪問を重ね、多くの物件を吟味し、最終的に、1000坪の土地付きの一軒の古い小屋を購入することとした。

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