家庭菜園8 ‐スナップエンドウとソラマメの収穫‐

家庭菜園

スナップエンドウ初収穫及びソラマメ剪定から2週間後の訪問

思えば、2020年10月から土作りを始め、現在2021年5月。ようやく先日初めてのスナップエンドウの初収穫を終え、現在それから2週間。

ゴールデンウィークは、山梨の山の家のウッドデッキのリフォームなどで房総の海の家からしばらく足が遠のいてしまっていた。

その間、海の家で育ちつつあるスナップエンドウとソラマメの様子が全くわからず、悶々として過ごす。

スナップエンドウは、おそらく育ちすぎてしまい、普通のエンドウ豆になってしまっているのではと想像する。

一方で、ソラマメは、2週間前の手入れで、実を大きくするために、油粕をまき、また、栄養を実に集中させるために、60Cmくらいの高さで切ってしまっていた。

その後どのようになっているのか、訪問してみる以外全く知るすべがない。

特にソラマメは心配である、いくら栄養を集中させるためとは言え、切ってしまって生きているのか、人に例えるのもなんだが、切断等本当に大けがである。

様々な想像をしながら、今般は私一人で海の家を訪問。

家族は、東京で用事があるのと、今般の訪問の主な目的は、もちろん、スナップエンドウとソラマメの様子見。

ただ、現実は、おそらく時間の大半は、春を過ぎ、気温が高くなってきた中で、育ち放題となってしまった雑草の駆除のために使わなければならないと容易に想像できたからだ。

私は金曜日夜に出発し、小雨降る中の訪問となった。

海の家につき、いつもの通り、未舗装の坂道を登っていくと、すぐに車の前輪が空転し始めた、家に入るための道を登れないのだ。

この道で、私は過去、2回も事故を起こしている。

物件に気に入られてしまった話1

物件に気に入られてしまった話2

坂道の入り口のところで、空転しているので、一度、バックで坂道を降り、勢いをつけもう一度、またもや、空転、もう一度トライするために、再度、バックで坂道を降り、、、、というところで、車、左後方でゴリッという嫌なきしみが。

すぐに、前進すべくシフトチェンジし、アクセルを踏むが、空転してしまい、動かず。。。

雨の中、外に出て、左後方を見てみると、左後ろのバンパーが、塀の上にちょうどの高さで乗り上げてしまっており、車を捕獲してしまっている。。。。

きちんと状況を理解するための十分な照明もなく、また、小雨も続いていたので、私は仕方なく、車をそこに放置し、必要なものだけを持ち、海の家に入る。

夕食を食べたり、テレビを見たりして過ごすが、やはり、車が気になる、とのことで、ヘッドライトをつけ、外に出て、坂道を下り、車のスタックしている場所まで歩く。

雨はやんでおり、ヘッドライトのおかげで、しっかりと状況が把握できる。

確かに左後方が少し乗り上げているが、それほど深くはまっている様子はない、これは強引に引き抜けるだろうと思い、車に乗り込み、前進ロウのギアに入れ、ゆっくりとアクセルを踏む。

雑草のおかげで摩擦係数の低くなったタイヤとの接地面が、空転するかしないかのぎりぎりのところを見極めながら慎重にアクセルを踏むと、ゴリゴリゴリッと大根おろしでゆっくりと大根をするような感じで車が塀から離れ、無事、、、ではないが、何とか脱出。

車を降り、バンパーを見てみると外見は問題なし、おそらく、下側は傷ついているのだろうが、普通に見る限り問題なく、また、バンパーがとれてしまっていることもないので、車の細かい傷などは気にしない私的には無事生還という整理である。

車の問題が片付いたので、ほっと胸をなでおろし、翌朝に備えて就寝。

スナップエンドウの収穫

翌朝、前日とはうってかわり、心地良い晴れ空。

さっそく、スクエアフットガーデンに行ってみる。

まずはスナップエンドウの畑をチェック。

もう、伸び放題で、大半のスナップエンドウは、成長しすぎてしまい、ただのえんどう豆に成り下がっていた。

なぜ成り下がったという言葉となるのか、私は、スナップエンドウであれば、大好きなのだが、それが、えんどう豆となり、その中身のグリーンピースはあまり好きなものではなく、成長しすぎたえんどう豆は私にとっては、成長してGoodではなく、旬を過ぎたBadであり。。。

ただ、せっかく長期にわたり育ててきたので愛情もあり、私は、すべてのスナップエンドウの茎を抜き、そこから実を収穫していく。

数も多いので時間はかかったのだが、少しの数のスナップエンドウと大量のグリーンピースが収穫できた。

ソラマメの収穫

次に、今般のど本命のソラマメのスクエアフットガーデンをチェック。

先般、60Cmほどに切った茎は成長していない。

その茎の下に目を落とすと、2週間前には考えられなかったような、巨大なソラマメのさやがたわわに大量に実っている。

歓喜の瞬間である、油粕が効いたのか、それとも、茎の切断が効いたのかはわからないが、いずれにせよ、しっかりと成長したソラマメのさやが多数ついている。

私は、まず、根っこから抜き、それを持ち帰り、ワイヤとタタにソラマメのさやを茎から外す作業で農業体験の一部をさせようと思い、根っこから抜く作業に入る。

ただ、数本抜いただけで、そのかさは大きなものとなり、とてもではないが、車に乗りきるものではないということに気づいた。

まあ、さやからソラマメを取り出すだけでも今年の農業体験はOKであろうという整理をし、気を取り直し、さやだけを収穫し、不要な茎は抜き去り、撤去する。

この収穫の作業、歓喜の時間がずっと続くのかと思いきや、しばらくするとなんでこんなにあるんだという単純労働のネガティブ思考に度々陥り、なんとも罰当たりで自分勝手な思いかと、たびたび自分を叱責し、収穫を続ける。

1時間ほどの作業で収穫を終える。

その後雑草の処理をし、たくさんの収穫物を持ち、意気揚々、得意満面で帰宅し、家族皆へ一斉披露したかったのだが、アクアラインが事故渋滞で今まで私史上最大の渋滞に巻き込まれ、帰宅が遅れ、残念ながら、ワイヤとタタは就寝。

奥さんには、得意げに見せ、ほめてもらう。

収穫後作業

翌日、早起きのワイヤとタタに先を越され、私は、彼らの驚く顔を見れなかったのは残念だが、家族全員で、収穫後の処理を行う。

スナップエンドウは、スナップエンドウとして食べられるものとグリーンピースに成り下がってしまったものとに分け、グリーンピースに成り下がってしまったものは、さやから取り出し、ジップロックへしまい、冷凍庫へ。

今後おいしい調理法を探していく。

スナップエンドウとして、まだ、存在しているものは、ゆでて食べる用に、お皿へ。

おそらく2回分程度の量しかないので、冷凍保存はせずに、そのまま冷蔵保存へ。

ソラマメは、キチンと仕訳。

大きさが大きくなっていない未熟なものをとりわけ、しっかりと食べられる大きさになっているものを選定する。

さやに入ったまま、ワイヤの幼稚園のママ友用に4袋とりわけ、後は、私の母といとこように小さい段ボール二つ分とりわけ、残りが我が家の分となる。

我が家の分は、さやごととっておいても保管できないので、すべてさやから取り出し、実の部分をジップロックに入れ、冷凍保存。

このさやから実を取り出す作業は結構楽しい、あまりさやが大きくないものから驚くほどしっかりした大きな実が出てきたり、大きなさやであるにも関わらず、小さな実であったり、奥さんと大きさの自慢をしながらの作業。

ここで、ワイヤは新たなお手伝い方法を考案、実施。

さやから実を取り出すと大量のさやの殻のごみがでるのだが、先日リモコンのダンプカーのおもちゃを手に入れたワイヤは、喜々として、このさやのごみを、ありがとうございますと言いながら集め、ダンプカー改名しゴミ収集車(どこで4歳児がこのような言葉を覚えたのか。)ですと言いながら、その荷台にさやの殻を乗せ、リモコンでこのゴミ収集車を操り、ゴミ箱とした段ボール箱に廃棄していく。

我々の手元、ゴミ収集車、ゴミ箱、見事な動線に感服である。

本当に日々成長を見ることができ、子供の成長に感動を覚える。

あれやこれや言いながらやはり収穫後の作業は家族で楽しく時間を過ごすことができた。

母の日

作業当日は母の日、私にとっては奥さんは母ではないが、ワイヤとタタにとっては母。

まだ、ワイヤとタタが自分から母の日のお祝いという齢にまではなっていない。

私はワイヤとタタの代理でカーネーションを買いに走り、奥さんが外出中に、カーネーションを買う時に売り場に置いてあった感謝状にワイヤとタタにサインをさせ、夕刻、満を持して、ワイヤとタタを別室に呼び出し、カーネーションと感謝状を持たせ、母である奥さんに渡させる。

私はというと、ワイヤとタタの母として、色々ありながらも全力で母親業をこなしてくれている奥さんに感謝をこめ、この収穫物である、ソラマメとスナップエンドウをゆで、ビールを添え、協賛。

ソラマメは奥さんは絶賛だが、どうもワイヤとタタには不評で吐き出しているので、奥さんと楽しむ。

一方のスナップエンドウは、ワイヤとタタの独壇場で私と奥さんは少ししか食べられなかった。

またもやワイヤとタタが取り合ってくれており、私は大満足。

残り少なくなり、タタが両手にスナップエンドウを持ちながらもっともっとと言っている。

私は、もうゆでてないから明日なというと、どうも様子が違う。

タタは、マヨネーズをもっともっとと言っていたようである。

タタにとっては、スナップエンドウにマヨネーズをつけて食べるのが好きなのか、それともマヨネーズにスナップエンドウを添えて食べるのが好きなのか、主役はどっちでわき役はという感じだが、いずれにせよ、いつもの食欲に圧倒される。

よく食べ、健康なことはよきことかなと。

2020年度決算 今期の回顧と来期の展望

私は営業職のサラリーマンである、日本の会社においては、会計年度は、4月~3月であり、必ず、決算後には、今期の回顧と来年の展望という仕事がついて回る。

これに話をなぞらえると、私のスナップエンドウとソラマメ事業はこれで、決算を迎えた。

スナップエンドウとソラマメの事業年度は、2020年10月から2021年5月。

  • スナップエンドウ収穫 鍋一つ+小さな段ボール一つ
  • ソラマメ収穫 中くらいの段ボールが二つ

本年の回顧と来年度の展望としては、まずはスクエアフットガーデンにおける一マスの株数である。

マニュアルによるとスナップエンドウは8株、実感からすると2株で十分である、その方が、効率よく、実りがよく、また収穫も楽におこなえると思われる。

ソラマメは、4株となっており、私は2株としたが、これも多すぎ、1株で十分であると思われる。

また、アブラムシに関しては、市販のスプレー式農薬の1回の撃退で十分に対処可能。

水やりや追肥は特に必要がないように思われるが、来年度は追肥はしっかりしてみようと思う。

スナップエンドウもソラマメも本当においしいし、栽培も簡単ということで、おすすめの作物である。

スナップエンドウ、ソラマメ2020年度最後の言葉となるが、奥さんの国には、感謝すべき作物という呼び名の作物があるという、これは、植えればほぼ手をかけることなく成長する植物のことで、このスナップエンドウもソラマメも奥さんは、この感謝すべき作物だねと言っていた、この発言で私の土作りや様々な小さな作業の積み重ねは、なきものとなった。。。

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