東京都 -新左近親水公園でテナガエビを釣る-

自給自足

6月に入り梅雨も直前だが、初夏になるとつれるやつ、小さな子供を連れていくにはもってこい、東京都内の公園内での手長エビ釣りに家族と釣行である。

と書くとベテランのような書き方だが実際は数年間やっておらず、道具もない状況。

釣行とは行っても、小物の代表格の手長エビ釣り、とはいえ、子供も小さく大型河川のテトラなどではちょっと不安であるため、今般は、荒川に通じる新左近親水公園へ。

新左近親水公園は、家から車で20分程度、その道中に上州屋もあり、手ぶらで訪問。

まずは、上州屋の手長エビ釣りコーナーへ。

しばらく手長エビ釣りとは、縁がなかったため、道具から調達。

道具は、もうすごく簡単、竿に仕掛け、これにエサ。

竿はのべざお(何の変哲もない普通のさお)に手長エビ釣り用の仕掛け、通常であれば自分で作るべきであるが、子供からの邪魔を考えると出来合いのものを買うべきということで、出来合いのものを購入。

店の人のアドバイスでは、ポイントは竿の長さと仕掛けの長さが一致していること。

手長エビがつれて竿をあげたときに、収穫物が手元に来るようにということで、アドバイスをもらった。

念のため、仕掛け二つ購入。

これにエサの赤虫。

エサの赤虫は、受注制、お店の人にお願いすると小さなカップ一杯(マクドナルドのケチャップくらいかな)に赤虫を取り、それを新聞紙に包んでくれる。

私だけだと準備が整ったことになるのだが、奥さんがいると必ず、胃袋の世話をしなければならない。

その足でそのまま、コンビニへ。

先ほど朝ごはんを食べたばかりにもかかわらず、コンビニのサンドイッチ4袋、シュークリーム2袋、チョコバナナクレープ一つかごに入れ、ところで、あなたは?という始末。

私は見ているだけで食欲減退、特に夏場になり、食欲も減退している中、目の前の4袋のサンドイッチと2袋のシュークリーム、これにとどめのチョコバナナ、もう、見ているだけでおなかいっぱいで、グレープフルーツゼリー、一カップで十分。

すべての用意が整い、いざ、親水公園へ。

親水公園の駐車場に車を駐車。

子供たちをつれて、まずはゴザをひく平坦な場所を探す。

平坦な場所はすぐに見つかり、奥さんはすぐにゴザをひき、食事を始める。

私はというとすぐに釣り具を開き、仕掛けをつけ、エサをつけ投入。

仕掛けの説明書には、うきが2~3Cm沈むようにとの説明。

どのような仕組かというと基本的にうきでおもりは支えられず、おもりが底を取る。

よって、うきの位置を調整し、大体、うきが2~3Cm沈むところにうきの設置で仕掛けの完了。

後は手長エビが食ってくるのを待つのみ。

早合わせは厳禁なようで、まずは、引き込まれるのをしっかりまち、止まったところで、ちょっとあげてまたしばらく待ち、手長エビが、今度は後退するためにバック噴射したところで、本針掛かりとのことにて、長期の勝負となる。

数分あたりがなかったら、横に15Cm程度動かして再度あたりをまてとすべては、仕掛けの虎の巻という説明書に書いてあった。

2時間ほど粘ったが、虎の巻で使えた部分は、数分あたりがなかったら、横に15Cm程度動かしてという部分のみ。

すなわちあたりがまったくない。

片言の日本語を理解するワイヤに最初、体験させようと思い、ちょっとやってみ!!!と言ったところ、竿を渡すことをちょっとやってみと理解し、私が釣竿を持ち、うきに集中していると、しきりにちょっとやってみと連呼している。

ここで、ワイヤの情熱に負け、竿を渡すと、縦横無尽に竿を振り回し、別の釣りを行っている。

目の前を通る小魚を竿でたたいてつりあげるというような高度な釣り、というより肉食的な狩りを行っている。

いずれにせよ、私が集中し、少しずつ15Cmずらして釣っているときには、かならずちょっとやってみという連呼がワイヤよりあり、竿を渡すと、水面に鞭打ちし、魚まで届かせようというワイヤの行為で水面はあれまくりであった。

幸いなことに周りに他に釣りをしている人がいなくてよかった。

あれやこれやしているうちに、その日の手長エビ釣りは終了。

一匹も収穫がなく、一方で道具だけが増えるという悲しい結果に。

来週は解禁になった鮎釣りにでもどうだろうかと奥さんと家族と相談。

また、道具だけが増えるという結果だけは避けたいというもの。

ぜひとも釣れた生物をワイヤとタタに見せたいものである。

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