私の恋人マキタちゃん -掃除機編-

今般、我が家は引っ越しをした、今までは、35年ローンで購入した都内のいわゆるタワーマンション暮らし。

場所も便利、部屋の使い勝手もよく気に入っていたのだが、二つ気に入らないことが。

一つは、幼い子供たちが外に出ていくためには長い長いエレベーターにのらなければいけない点、ちょっとサンダルを引っ掛けて外になどという気軽さがないこと、それに、年々上がる管理費、中古で購入したマンションであったが、10年前と比べると管理費が2倍程度になっていた。

このような金額を永遠に払い続けるならば、逆に一軒家でと思い、一軒家を探す。

理想と現実は異なり、やはり一軒家はかなりハードルが高く、気に入った物件や環境になるほど、私の東京の職場からは離れていくばかりということで。。。。

ただ、家族のための家、家族が皆幸せになる家ということで、通勤は犠牲にすることとし、最終的に三浦半島の築38年のボロボロの家に決定した。

環境と土地の広さは変えられないということでそれらを優先し、家自体は自分たちでリフォームするもよしということで、最終的に家を決定し、引っ越し。

子供たちも新しい幼稚園にも入ることができ、めでたく新生活がスタート。

管理費も浮いたしということで、家のリフォームという格好の言い訳もあり、長年夢見てきた電動工具の更新を開始した。

狙いは、マキタの40Vシリーズである。

兎に角、マキタの40Vシリーズはかっこいいのだが、互換batteryがまだ発売されておらず、バッテリーがバカ高い、一個2万円とかで、普通のコードのあるやつであれば本体が買えてしまう。。。

よって、パワー系のものをひとつずつそろえていこうと画策した。

その様な中、まず、注文したのが、掃除機である。

マキタ40V 充電式クリーナ カプセル式&ワンタッチスイッチCL001G、これに充電器と2.5Ahのバッテリーのフルセットである。

注文後ワクワクしながら到着を待ち、翌日、会社から帰宅するとマキタの大きなボックスが。

私はすぐさま開梱し、生マキタの掃除機を手にする、デザインもかっこよく、バッテリーも荒々しく、すべてがタイプで、すぐに充電し、使用するととてつもない吸引力の掃除機であることに満足する。

サイクロンアタッチメントとなっているのだが、そのサイクロンの内部が透明で透けており、スイッチをいれ、ゴミをすいとるとゴミがそのアタッチメント内をサイクロンで駆け回っている、また、ちょっとした固形物があると、その駆け回りに併せ、コロコロと音がする、部屋のゴミをしっかりと吸引出来て、しかも、目と耳も同時に楽しませてくれるこの掃除機、素晴らしすぎる。

普段掃除などしない私が、率先して嬉しそうにマキタ製掃除機を使用して、家中を掃除しているのを見た奥さんは、「ほんとMAKITA-CHANと仲がいいわね」と皮肉を言ってくる、ただ、皮肉を言われてもこちらは満足で、この日から我が家では、マキタ製品のことを、愛をこめて、マキタちゃんということになった、言い始めた奥さんだけでなく、幼子二人も私の母親も。。。。

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