翌朝は朝食を済ませ、チェックアウトの時間10時ぴったりにチェックアウト。
筑波山梅まつり
偕楽園の梅も見れなかったので、まずは昨日の渋滞の原因となっていた筑波山の梅祭りを見ることとした。
ホテルから10分ほどの駐車場に車をとめ、いつもの通り、ゆっくりと支度をし、会場入り。
会場は一つの山というか谷というかが丸々梅の林に囲まれた本当に桃源郷ならぬ梅源郷。
車は入れなくなっており、車道の真ん中を家族であるく。
日差しも春らしくなっており、温泉に入らせてもらえなかった悔しさはあるが、すこし、うきうきした気分。
縁日の屋台もたっており、まさにお祭り気分。
途中、きれいに梅の花の谷を見下ろせる場所に和服を着た若い美人さんがお二人、おそらくミス梅 in 筑波と思われる。
せっかくなので、家族と和服美女お二人と美しい梅の写真を撮ろうとおもったら、先客あり。
この先客かなりつわもの。
二人に写真を撮らせてもらうよう頼んだ後、様々なポーズをとらせて二人を独占している、ちょっと横向いて、はい、こっち向いて、後姿になって、結構ずうずうしい依頼、専属カメラマンのようだ。
ただ、専属カメラマンではなく、ただのオジサマ、お二人の和服美女のお顔はひきつっている。
私は取り急ぎ無理やり割り込み、和服美女お二人に家族と一緒に写真に写ってくれるようお願いすると快諾してくれ、先ほどのオジサマが近づいてきて、撮ってあげるという。
よっぽど断ろうと思ったがそれもあまりに失礼なのでお願いしたところ、3枚ほど写してくれた、和服美女のお二人とオジサマにお礼を言ってその場を離れたのだが、他の人たちもこのお二人と写真を撮ろうとお二人を取り囲んでいる、この囲いの一番外側、先ほどのオジサマが、さらなる写真を撮ろうと待機しているのを目にし、きれいな梅の花とうきうき春日和に、ちょっとした悪寒が背筋を走った。。。
その後きれいな庭園内を散策し、たくさんの写真をとり、1時間程度で車に戻り、次の目的地へ。
牛久大仏
最初の予定では、二日目はお勉強の日ということで、梅祭りの後は、つくばエキスポで宇宙の神秘と科学に触れようと思ったのだが、奥さんの一言で変更。
ワイヤが遊びたがっているから先に牛久大仏の小動物園に行こうとの提案。
日本人の奥様なら、地理的な関係や道順の説明などある程度共通の認識が頭の中にあるので、簡単にわかってくれると思うのだが、外国人であるとかなり説明が厄介で、なんでも100%納得しないと、うんと言わない奥さんを相手に、つくばエキスポの方が近く、道順で行くと、牛久大仏は後に回した方が良いなど、納得させるには地図をだしてきて、うんたらかんたらの説明で30分はかかる。
よって、この提案に迎合することとした。
筑波から常磐道にのり、一路牛久へ。
高速の上からはるかかなたに大仏様の上半身が見えた。
まだ、7キロほどあるのに、7キロ先から見えるとは、この大仏様、かなりの大きさ、信心深くはないが、ありがたみが増してくる。
高速をおり、すぐに牛久神社に。
入場券は、大仏様の胎内に入るか入らないかで値段が違うとのこと。
胎内に入る場合は、1000円、入らない場合は500円。
胎内にエレベーターも完備しているという、なんと素晴らしすぎる大仏様なのであろうと思いながらも、そんなような時間はないだろうと思い、結局入場券のみ購入。
園内に入るととにかく大きな大仏様がどこからでも見渡せ、様々な仏教施設があり、説明が書いてある。
ここは本当に世界一が多い場所で、世界一高い大仏様、世界一大きなお香典等、仏教的にはとても素晴らしい場所であるように思える。
そのように素晴らしい施設とともに景観にも、とても配慮されており、ともかくきれいに手入れされている。
鐘をついたり、しながら大仏様に近づいていくと、池があり、周りに人だかりがある。
見てみると見事な体長の鯉が餌を食べるため、我先にと浅瀬に乗り上げている。
子供たちは興味深そうにこの光景を見つめており、私はすぐ後ろに鯉の餌販売機を発見。
見事な動線だなと思いながら餌を購入し、子供に初めての鯉の餌付けを体験させる。
子供は嬉々として鯉の餌付けを行い、終了。
最後のイベントは、近くにいた大人が大人げなく、鯉を触ろうとし、その鯉が暴れまくり、周囲を一瞬で水浸しにし、周囲の悲鳴を聞きながらその場を後にした。
この池から離れて歩く間、ワイヤが、ひーひーと叫んでいるので、何事かと聞いてみると、先ほどの最終イベントの人々の悲鳴をまねているらしい、結構うける。
その後、小動物園に行き、かわいいウサギを触ったり山羊をみたりして、楽しんで、帰路についた。
時間の関係で、お勉強施設の訪問は次回の楽しみとなった。
非常に子どもが楽しんだ週末を過ごせたので私としては大満足であった。
ただ、一点、大人の私が驚いたことが。
牛久大仏様のお食事処で、仏教モードになりながら、ありがたくご飯を食べていると、外に30年前はよく聞いた爆音が突然鳴り響いた。
まさに私が若かりし頃、我が物顔で夜の道路を蛇行していたバイクとその手のいでたちをした男女が昼の牛久大仏様の駐車場に爆音を鳴らして侵入してきていた。
何台目かのバイクに花が乗せられていたので、友人の冥福でも祈っているのかと思ってみていたのだが、日曜の昼間このように堂々と公道を違法改造車で走れる茨城の懐の深さに大陸のおおらかさを感じた何とも言えない光景であった。
まとめ
結局、時間的な制約で計画と実際はこの通り、時間は大切に使いましょう!!!
コメント