散策というような大げさな話ではないのだが。。。
明けましておめでたい気分の少し残る2022年1月6日、朝から気温は下がり、曇り空、しかも重たいどんよりとした低い雪雲が立ち込めていた。
奥さんとの話で、いつも笑われる話。
私は、例えば夏の青空とのコントラストが絶妙な積乱雲が立ち上がっているのを見ると、夏らしい空になったね、気分が上がるね―などと叫び続ける、一方、秋の少し寒くなった中で、青空に鱗雲などが発生していると、秋らしい空になったね、なんかしんみりするよねーなどとつぶやく。
このようは場面を見て、奥さんは、ほんと不思議、空と雲と季節を結び付けて、気分が変わるなんてといい笑う。
この日の朝もそう、重そうなどんよりとした雲を眺め、冬らしい雲だね、絶対雪だねーなどとはしゃいでいるところを見られ、鼻で笑われる。
話はそれてしまったが、東京都内も午後から雪が本降りとなり、夕方会社から帰るころには、ところどころ積もっている。
雪で交通に障害がでて帰れなくなるのも嫌なので、早めに帰宅、家の中に入ったために、雪の影響はあまりなし。
夜になって本降りになったようで、翌早朝のニュースでは、東京都内10Cmの積雪、4年ぶりなどと興奮気味のレポートが続く。
4年ぶりとのことなので、久々の雪景色を楽しもうと早朝に家をでる。
過去にも触れたと思うが、私の職場は皇居のすぐそば、観光的には絶好のロケーションである。
早朝はまだ、交通量も少なく、数少ない活動している人間だけで、東京の絶景を楽しめる。
また、雪は音を吸収するという話も過去聞いたことがあるが、凛とした静寂を感じることができ、朝から超得をしたような気分である。
凍って滑る場所もあるため、足元に気を付けながら、会社に向かう。
散策中の雪景色を楽しむあまり、写真を撮るのを忘れてしまったのだが、途中で一枚、竹橋付近での一枚、
道路の凍っている様子と皇居の木々を覆った雪が美しい。
と、朝の出勤という名の散策を終え、オフィスに入り、さあ仕事と、コーヒーを買いに行くと、窓の下には、絶景の雪化粧の皇居がうかがえて、写真撮影。
遠くに高層ビルと青い空、緑豊かだが雪に覆われた皇居、うっすらと石垣を雪化粧したお堀端、たまらないコンビネーションの一枚。
朝焼けにそまる近代美術館を境にお濠の流れと首都高の流れ、これもやはりいとおかし。
いずれにせよ絶景で始まった一日は気分が違う、そんなパワーを与えてくれた雪と東京の景色のおすそ分け。
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