3月の祝日、春分の日、今年は木曜日で、金曜日は平日。
よって、金曜日会社の休みをとれば、土日をつけて4連休ということで、早速会社にお休みを申請する。
四連休の予定 -絵にかいた餅-
この4連休はかなり忙しいスケジュールを考えている。
一刻も早く家の整備はしっかりと行わなければならず、一方で、ちょうど桜の花も見ごろなので家族で観光もしなければならない、この両立のバランスが難しい。
なんといってもうちには、幼子が二人おり、また、何よりも物事を丁寧に丁寧に、時間は関係なくゆっくり行動される奥さんがいらっしゃるので、時間のマネージには本当に気を遣う。
とのことで、余裕をみて、観光は一日一か所、残りはしっかりと家の整備ということで考える。
1日目
東京から南房総に向かう道すがら佐久間ダム湖親水公園というところで、頼朝桜祭りというのをやっているとのことで、このお祭りに参加。
お祭りに参加と言っても、おそらくきれいな桜を見ながら、屋台で様々な食べ物を奥さんとワイヤが食べつくし、私があまりものを処理するという話なのだが。
その足で、館山に向かい、館山で、食糧の買い出しを行い、また、コメリパワーでシロアリに食われたり腐ったりしている柱を継ぐ為の木材及び外壁用の塗料を購入。
その日は、先般の自家製塗料を使用して屋内の木の部分の塗装と外壁の可能なところの塗装。
2日目
タタもワイヤも動物好きなので、南房総方面で動物と触れ合える場所を探すと、アロハガーデン館山という施設があるらしい。
南国館山とからめ、ハワイをコンセプトにハワイ料理やハワイアンダンスのショウなどが開催されるうきうきするような場所。
ただ、この説明私には全然響かず。
ピザなどハワイというとパイナップルが乗っており、これ、合わないと常々おもっているのでハワイ料理と言われても。。。
ただ、このアロハガーデンは動物とのもっとも距離が近い場所などと言われており、山羊や羊、カピバラなどに触れるらしいということで、ワイヤとタタの笑顔を優先して、訪問先として決定。
午前中はここで時間を過ごし、昼ご飯はハワイ料理を食し、帰宅し、また家の手入れ。
私の頭の中の工程表ではこの日である程度、内外の塗装は終了予定。
3日目
この日は、ピクニックでもしよう。
館山に城山公園という公園があるようで、それはそれは桜がきれいな場所で小高い丘になっており、景色もよいらしい。
お弁当をもって、ゴザをもって、ちょっとしたピクニック気分で、昼食を食べ、後はずっと家の修復にはげもう。
4日目
この日は大変残念ながらお休み最後の日。
ただ、渋滞が怖いので朝のうちに出発し、途中適当に食事をした上で帰宅する予定。
いつもの通り、予定を立てたところで翌日からの運転に備え、早めの就寝。
現実
佐久間ダム親水公園 桜まだ咲かず。。。
様々な計画を立てていたのだが、東京より暖かい南房総なので、桜が全開という仮定のもとに練っていた計画だったのだが、桜はまだまったく開花しておらず、結論から言うと計画していたすべての計画がキャンセルとなった。
最初に行きに立ち寄った佐久間ダム親水公園では、曇り空で寒風が吹く、冬日和。
観光バスが2台ほど来ていたが、全く桜が咲いていない状況でかなり白けまくっている模様。
観光客の人も一応バスは降りているのだが、何を見ればよいの?というちょっと戸惑ったようにも見える。
それはそうであろう、花見に来て、花見のために与えられた時間、たぶん1時間とかで、桜の咲いていない寒風ふきすさぶ寒空に無理やりバスから降ろされても、、、というような気分が感じられる。。。
外壁の塗装
いずれにせよ、このような場所に滞在していてもしょうがないので我が家は早速、館山での食料の買い出しとコメリでの資材の買い出しを行い、海の家に移動。
海の家では、家の修復をせねばならず、数々の仕事がまっているのだが、幼い子供二人を抱えていると、予定通りいくものではなく、奥さんもひたすらサポートを求めてくるので、全く作業がはかどらない。
ただ、この家を見るに、外壁の塗装、腐った柱の修復、床の張り替えはもっとも優先度をあげて対応せねばならないと思われ、これをせずば、この家は、あまり長くもたないのではという心配に襲われる。
子供たちの対応をしながら、奥さんの度重なる悪意とも思える様々な用事の言いつけの間を縫うように、今般は、外壁の前面及び側面の塗装を行った。
用意したものは、塗料と養生シートと養生テープ、これにエアコンプレッサーをもっておらず、エアブラシを使えないので、電気で動くエアコンプレッサー不要のスプレーヤーを前もって購入していたので、それを利用。
今般選んだ塗料は、木材防腐防虫剤クレオパワーという商品。
様々な商品があるが、値段の点とブラウンという色にひかれ、大して深い比較もせず、本剤一斗缶を購入。
スプレーヤーに取りあえず水を入れ試し打ちしてみるとウィーンという機械音が響き、霧状に水が飛び出していく
いい感じ。
しばらく水で液の出る量の調整やスプレーの練習をし、塗料を充填。
また、養生シートと養生テープは前回家の中を塗装したときのものを使用し、窓の部分だけを覆っていく。
外なので、床が汚れるとか気にしなくて良いので、超適当な養生をし、スプレー開始。
というか早くスプレーしたくてしょうがない気持ち。
スプレーを開始すると1Lのタンクに充填した塗料がみるみるなくなっていってしまう。
均一に濡れるのだが、かなりの量が使用されている。
塗料は、全面と側面で、一斗缶がなくなってしまい、これにて本日の作業が強制的に終了となり、家の裏は次回の塗装となった。
窓枠など細かいところは、手で塗らなければいけないが、塗料がないので、今般はここまで。
とのことで、この日1時間ほどの塗装時間で、家の前面及び側面すべての塗装があっけなく終わり、白くなり朽ちかけていた木の壁は、重厚なこげ茶色の壁に変身し、強度もましたような外観となった。
結論から言うと、今般の時間は4日間あったのだが、リフォームの作業できたいのはこの1時間だけで、他の時間は、奥さんのお買いものと子供との遊びで終わった4日間であった。
南房総海岸での光景
今回は、晴れた日が二日あったので、少しまだ肌寒いが、館山と岩井海岸に行き、子供たちと遊んだ。
ワイヤはここぞとばかり走り回り、砂をすくっては海に投げて喜んでいる。また、20センチほどの直径の水の入った穴を体でうつぶせになりふさぐことに快感を見出したようで、私の静止を振り払って豪快にダイブし、穴をふさいでいる。
タタは、とにかく海を見て、風に吹かれ上機嫌。
一切泣くことなく、ずっと満面の笑みを浮かべている。
本当に絵にかいたような幸せな一時。
奥さんは二人を見て、ちょっと感動し、涙ぐんでいる、私は、色々うるさいけど、子供たちをここまで育ててくれた奥さんに心の底から感謝した。
ただ、旅行から帰った日、洗濯物を畳んでいる私の前で、ワイヤが棚を倒して頭を打つアクシデントが発生。
他の部屋でタタのおむつを替えていた奥さんが鬼の形相でワイヤをしかるのかと思ったら私に監督府行き届きだととても強烈な文句を言いだし、ケンカに突入。
おそらく幸せの日は幻だったのだろう、なぜなら旅行から戻ってきて、ここ二日間、全く会話がないもので。。。
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