千葉県 ‐船橋三番瀬での潮干狩り‐

旅行

初夏と言っても差し支えない気温のこの頃、会社の有休をもらい、月曜日を休みとし、土、日、月で山梨の山の家に行く計画を立てていたのだが、仕事の関係で、月曜日の休みをとれなくなってしまった。

我が家では仕事であろうがどんな理由であろうが、言った行動を実行しないと、子供のみならず、奥さんからも、コンペを求められる。。。

早急に代替案を提案しなければとあれやこれやとプランを考えているのだが、本当に近場でできることを探すと、どうも潮干狩りがいいらしいということで色々調べてみると、我が家からそれほど遠くない、船橋の三番瀬というところで、潮干狩り会場を設営しており、ここは、有料なのだが、しっかりとれるということ。

せっかく潮干狩りにいっても何もとれないと飽きてしまう子供たちと奥さんを抱えると、多少の対価を払っていても、この収穫を保証されるのはかなり魅力的な事。

さっそく船橋三番瀬の情報を集めると、なんとなんと、5月中で潮干狩りは終わってしまうとのことで、この5月の最終週の週末はまさにラッキーということで、さっそく手配にかかる。

コロナの関係で、現場でのチケット販売はしておらず、コンビニでのチケット販売とのことで、金曜日夜、夜風にあたりながら、プラプラと一人チケットを買いに外出する。

チケットは、銀行のATMとならんで専門の機械があり、この機械の使用は、初めてなのだがJTBのチケットNo.というのを入れるとすぐに出て来て、すぐに購入できた。

大人二人と4歳になるワイヤ、ただ、タタはまだ4歳以下なので、ただということで、3枚のチケットを購入し、翌日に備え就寝。

この日干潮を中心に潮干狩り会場が開園される時間は11時30分から14時半とのことで、ただ、事前情報によると駐車場の確保がかなり困難らしく、早めに家を出ようと9時出発と提唱。

一度は奥さんも納得するも、だらだらだらだらで、結局10時、こちらはしっかりと潮干狩りできるようにと焦ってイライラし、せかすのだが、奥さんはなぜ私はいつもせかすのかわからないと先方もイライラ。

ここでどちらかが切れれば、すべてこの日のプランがご破算になってしまうので、忍耐力を総動員する。

なんやかんやで、現地には、10時半に到着し、たまたま、会場そばの臨時駐車場に車を止めることができ、一安心である。

ここから、ワンタッチテントや潮干狩りに必要な道具、イオンで購入したお弁当などを持ち、会場入りする。

緊急事態宣言中というのだがかなりの人出である。

海岸沿いに私はすぐにテントを設営し、必要なものをテントの中に放り込む。

時間は、11時であったが、有料の場所以外の場所なら掘ってもよいらしいということで、さっそく熊手を持ち、ワイヤとタタを連れて、アサリ探しに。

空の貝ばかりなのだが、無料のところということで、たいしていないだろうと思い、期待せずに掘っていると、15分で二つのアサリの収穫。

有料会場にいったらどれほどとれるのか楽しみになってくる。

時間になるとタタとワイヤと奥さんと列にならび、会場に入る。

会場に入る前に、購入したチケットの分だけ、プラスチックの網が渡される、これは、白い網が大人用で1Kgの貝が入る容量、青い網が子供用で500Gの貝が入る容量ということで、我々は、2.5Kgのアサリを持ち帰る権利をもらうこととなった。

この網は再度渡せないのでなくさないようにと言われたのだが、一つの白い網は風に飛ばされ、もう一つの青い網は、奥さんがどこかにおいてきてしまい、我々の網は白い網一つとなってしまった。

奥さんと私とタタにて潮干狩り、タタは、潮干狩りというより空の貝を集めてバケツにひたすら入れて喜んでいるという奇怪な行動に走り、ワイヤは恐竜の真似をして浅瀬を走り回っている。

私と奥さんは真面目に潮干狩りを行い、熊手で、砂浜をほり、こつんという感触にふれるたびに手で確かめ、実が入っているか空の貝かで一喜一憂、その内ワイヤも参戦し、俺は洗う係といいながら、小さいコップに水を汲み、我々が手に持っているアサリの砂を洗う係となってくれた。更に5個ほどの身の入ったアサリを収穫し、大満足。

一時間ほどで、昼食のため、テントに戻り、皆でお弁当を食べる。

公園内の屋台で、ホンビノスの味噌汁が200円で販売されており、これは、正直言って買いである、大粒のホンビノスが3匹ほど入っており、良い貝の出汁が味噌汁に溶け出している。

食欲旺盛な我々は一気にこの味噌汁を飲み尽くし、お弁当を食べつくし、再度収穫に向かう。

再度の収穫では、私は熊手を使わず、素手で行ったほうがよほど効率的にアサリが取れることを発見し、その方法でアサリを集め、バケツへ入れる。

先ほども書いたが、白い網の一つはいっぱい、もう二つの網はなくしてしまったのだが、出口のおじさんと交渉し、結局白い網2袋相当のアサリを持ち帰ることができた。

テントに帰り、海水でアサリをよく洗い、死なないようにある程度の海水をバケツに入れ、三番瀬を後にする。

帰り際に、やたらプロっぽい装備の人とすれちがったが、一組は、ホンビノス貝をスーパーの買い物かごに一ぱいに収穫した人、もう一組は、牡蠣を農業用のコンテナに満載した人に出会い、衝撃で、我々はアサリを収穫しているときはもっともっとと貪欲な感じがしたのだが、白い網二袋相当のアサリを見て、分相応という言葉が頭に浮かんできた。

我々にとって今日は大漁である!!!

初めての潮干狩りは家族の良い思い出となり、特にタタとワイヤは潮干狩りというよりは浜遊びがよほど楽しかったものと見え、見ている私も幸せになった。

更に思い出をよくするために、夕食はアサリをふんだんにつかったアサリトマトボンゴレパスタで祝うこととした。

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