一通り泊まれるだけの設備が整う
今までずっと普通に泊まれるために準備を整えてきたが、やっとのこと、宿泊できそうな感じになってきた。
11月に契約を結び、生活の最低限となる水回りなどの施設の工事をお願いし、やっと通常通り使えるようになったと1月の後半に不動産屋さんにご連絡をいただき、早速喜び勇んで週末宿泊することにした。
今回のメンバーは、私に奥さん、ワイヤとタタに犬のマメ、それにたまたま日本に遊びに来ている奥さんの両親という6人と1匹。
まず行くと、不動産屋さんと親方が待ってくれており、様々な設備の説明をしてくれる。
そのあとガス会社の方がきて、ガスの使い方の説明。
不動産屋さんに気を使っていただき、あえて追い炊きもできるお風呂にしたもらったので冬のお風呂は格別楽しみ。
水は500Lのタンクを埋めておいたので、そこからいつでも利用可能で、しかも水源は水が豊富で水不足になることはないという。
ただ、長い間使っていなかったので、水源が汚れてしまっているので、しばらく使い続ければきれいな水が出てくるよとなんとも含蓄にみちたお言葉をいただいた。
水源も常に使っていないと死んでしまうのかと思い、家も含め、しっかりここに根を張って使い続けなければと思った次第、車も2度もトラブルを起こすくらい、引き留めてくれた土地なのだから。
初めての夜
当たり前だが、1月といえばとにかく真冬。
いくら南房総といえども日が暮れてくると寒い。
ただ、この家には何も暖房機器がなく、しかも布団もない。
よって、急遽子供と義理の両親を寒い寒い家に残し、奥さんと布団と暖房器具の買い出しに。
布団も暖房器具もこたつもすべてニトリで調達。
暖房機器は3000円ほどのヒーターを2台購入したが、これは全く使い物にならない。
こたつはまあまああったかいがとにかくこたつから出ている部分は極寒。。。
なんせ古い家なので、風も入ってくれば、おそらく床下に断熱材も入っていないので、畳も冷たい。
この日は、初めてのお泊りということで、カセットコンロで鍋をして、大人はアルコールで暖まり、子供は外出着を着せたまま布団にくるませ、一夜を過ごす。
初めての朝
明朝は、久々の感覚、寒くて布団からでたくない、私が子供のころはこのような感覚はあったが、都会のマンションで暮らすようになり、気密性の良い部屋でここまで寒くて布団から出たくないという感覚は、ここ数十年持ったことがなく、ただ懐かしい感覚。
初めての入浴
いつまでも寝てもいられないので、昨晩の鍋の残りで雑炊をつくり、温めつつ、風呂を沸かす。
家は古いが風呂は最新施設で、自動というボタンを押すだけで風呂が沸いてしまう。
奥さんも義理の両親も外国人で、湯舟に入るという習慣がなく、私だけのひそやかな楽しみ。
皆が雑炊をたべ食であったまっている間、私は一人風呂で暖まりに。
至福の一人の時間。
風呂の蓋を開けて驚いた、水の色が灰色である、これが、親方の言っていた使っていなかったからのゆえんかと思い、においをかいでみるがヘドロのようなにおいは全くしない、一方さらさらしていて、なんか滋養に満ちた山の栄養を集めた水のように見えてきた。
このような多少にごったお湯につかるというようなことを気にするほど、私の神経は繊細でなく、意気揚々と湯船に入り、顔を洗い、頭を沈め、山の滋養を体中でいただいた。
物件散策
まずは、平地の探検、平地でクモを見つけた長男はもう夢中になっている、ああ、この光景が見たかったんだとつくづく思った。
やっぱりこの自然フェチの長男にはこの場所は最高だなと未来の色々な光景が見えてきて、心うきうきしてきた。
家の前にはキンカンとはっさくがたわわに実っており、キンカンを収穫、はちみつ漬けにして後でお湯に溶かしてきんかんはちみつ茶を楽しもう。

ふと家の前にある大木をよく見てみると、今までは全く気づかなかったのだが、実は桜の大木。
春にはどのような桜が咲き乱れるのか想像するだけで、お花見の夢が膨らむ。
そのあと、よちよち歩きの子供と足腰の弱った義理の両親とともに丘の上へ。
丘の上の風景と丘の上のヤシの木とさらにここにも桜の木があり感動。
DIYによるリフォーム計画
そんなこんなで入植地の探検の後、子供たちを義理の両親に任せ、奥さんと今後の修復の作戦会議。
設備関係などプロにお願いしなければできないことは、もうすべて親方にやっていただいた、ここからは自分たちでDIYで修復リフォームを開始するだけである。
改めて見回しても、あまりのぼろさに、やることが多すぎて、頭がくらくらするが、同時に、腕に多少の覚えのある奥さんも私もかなり燃えてくる。
簡単に分類すると、危険と隣り合わせですぐに処置しなければならないもの、見かけの問題で後々でも全くかまわないというもの、それに、季節的に間に合わせなければならないものなどになりそうだが、それぞれ、緊急度、重要度異なるが、見渡す限り、以下のような感じ。
- 外壁の塗装と必要個所の修復

緊急度:緊急
重要度:大
これは、ほっておくと家が腐ってしまう、実際、カビが生えてしまったりしている部分もあり、これは早急に対処する必要がある。
また、塗装だけで対応できない部分、また、ぜひとも断熱材などを入れたい部分などは、取り急ぎ破壊して壁を再度立て直し、壁を塗りなおす必要がありそうである。
- トタン屋根の塗装

緊急度:緊急でない
重要度:重要でない
トタン屋根は赤色で塗りつぶされている。あんまり家にマッチした色とは言い難いので、ぜひとも落ち着いた黒色などに塗り替えたい。
それがただ、色の問題で雨漏りなどなければいいなと祈りながら、緊急度、重要度共に低くしている、何故ならすべて同時にできないから。
雨漏りなどすればすぐにわかるので、その時に緊急度、重要度を変更すればいいやということで、まずは静観。
- ふわふわしてしまっている床の床抜き

緊急度:緊急
重要度:重要
床がところどころふわふわしてしまっている、畳をあげてみると、しっかりと床を支えるように根太が入っていない(しっかりと木が入っていない)。
かたよったり、腐って弱くなったり、シロアリに食い散らかされていたり。
実際私はお風呂の前の木の床を踏んだところ、踏み抜いてしまい、子供などは危なくてしょうがない。
よって、まだ大丈夫なところであればよいのだが、どうしても駄目な床は、見分けをつけ、子供の進入禁止をする意味でも、抜いてしまおうと考えている。
特にダメな床は、台所及びそこから続く6畳間と踏み抜いてしまったお風呂の前、まずはこの三か所を抜いてしまえば、かなり安全に家の中を移動できそう。
- 網戸の作成と取り付け
緊急度:夏まで時間があるので、緊急でない
重要度:重要
この物件は、電気の契約容量が20Aと極端に低く、電子レンジとこたつ等ちょっと電力の高いものを組み合わせてしまうとブレーカーが落ちてしまう。
このような、状況下、夏のクーラー等は確実に使用不可であると思う。
これを打開するためには、やはり田舎の山の外の自然な空気で冷やしてやること、そのためには、窓を開ける必要がある。
一方、このような山、蚊やらなんやらたくさんの害虫がいることは間違いない。
当然蛇とかも怖いけど、私の経験で言うと、わけのわからない害虫というのはとにかく怖い。
私自身、山で、はちに刺されたり、ムカデにかまれたり、蚊に刺されまくってかきつぶしてしまい、足を血だらけにしてしまったりと、幼子たちにはとてもではないが経験させられない。
よって、この網戸の作成と取り付けは、かならずや梅雨の前には完了しておかなければならない。
- 天井抜き
緊急度:見かけの問題なので緊急でない
重要度:見かけの問題なので重要でない
なぜか屋根はある程度の高さを保っているものの、室内の天井は以上に低く作ってある。
この天井と屋根との間にはかなりの空間が眠っているものと思われる。
また、ところどころ調べてみたが、屋根と壁との間にはかなりの隙間が空いており、ここをふさがなくては害虫や害獣の進入を阻止できないとのことで、ちょっと怖いが、60年近く密封されている天井を抜いて、屋根までをあらわにし、雨漏りチェックを行い、ロフトにするのか、またふさぐのか等検討してみたいと思う。
やることが多いことは良きことかなということで、私も奥さんも今後のリフォームに武者震いしてこの海物件での最初の一泊を終えた。
まだまだ、快適な家とはとてもではないが言えないが、ワイヤとタタの成長とともにその成長を見守るような家にすべく、整備をしていこうと思っている。
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